
手術により摘出された臓器や、胃カメラ等で採取された組織検体に対して、ホルマリン固定を行います。病変部を詳細に切り出し、パラフィンで包み込み、薄く切りスライドガラスに貼り付けます。細胞の核や細胞質を染色(HE染色)し、顕微鏡で診断します。
診断は常勤の病理専門医2名と、三重大学から2名の非常勤医が従事しております。
手術中迅速組織診検査は、腫瘍細胞が良性か悪性かの鑑別、悪性細胞の残存がないか、リンパ節などの転移の有無などを診断する検査です。検査室に材料が到着してから、15分以内に結果報告を行っております。
患者様が最良の治療を受けるために、がんゲノム医療拠点病院である三重大学医学部附属病院へ提出する標本や、がん遺伝子パネル検査やコンパニオン診断を実施するための標本を作製しています。

<大腸癌症例の肉眼像写真>
*臨床検体の写真です。
臓器から擦過したり、剥離したりした細胞をスライドガラスにのせ、細胞の核や細胞質を染色(パパニコロウ染色)し、細胞検査士が顕微鏡で鏡検します。当院には4名の細胞検査士が従事しており、異常な細胞を検出した場合、細胞診指導医に確認後、報告を行っております。

<子宮頚管擦過細胞診:軽度異形成顕微鏡写真>
*臨床検体の写真です。
患者さんが不幸にして亡くなられた場合、治療効果の判定・病気の原因・死因などを究明する目的で、ご遺族の許可のもと病理解剖を行っております。