患者さんが無事に元の人生に戻れることを第一目標に考えています。ともすると目先の鎮痛効果や短期的患者満足度に目を奪われがちですが、本当に大切なのは、できるだけ合併症をきたしにくい戦略を採用し、その発生を予防することです。日々、患者さんの「安全」を第一に考え、「丁寧に」麻酔管理を施行しています。患者さんの人生における一大事である手術・麻酔を、つつがなく乗り切っていただけるよう、注力してまいります。
各診療科から麻酔科医による麻酔管理依頼のあった症例について、手術中の麻酔管理を施行します。患者さんと共に、あるいは患者さんの代わりに、様々な心配をすることで、何事もなく手術が終了し、無事に退院していただけることを目指します。
麻酔科管理症例については、可能な限り術前麻酔科外来をご受診いただき、麻酔に関する説明を施行しています。質疑応答にも時間を割き、十分ご納得いただいたうえで、手術・麻酔に臨んでいただけるよう、配慮します。
麻酔科医と術中麻酔管理領域パッケージ特定行為研修終了看護師とが協働して術中管理を施行します。
どの麻酔法にもそれぞれに利点・欠点があります。どの麻酔法が適切かは、個々の患者さんの状態(併存疾患、解剖学的特徴、心機能、呼吸機能、常用薬など)・人生観、手術内容、麻酔担当者の信念などによって異なります。実際に当日の麻酔を担当する医師の判断で、麻酔科外来ご受診時の説明内容から変更が生じる可能性もありますことはご理解ください。
一般的には、麻酔によって命に関わる合併症が発生することは極めて稀(10万人に1人未満)と考えられます。圧倒的大多数の患者さんでは大きな合併症をきたすことなく麻酔を受けていただけます。しかし、だからといって、麻酔が「安全」であるとは考えていません。医療行為に100%の絶対安全は存在しません。安全とは、「許容不可能な危険がないこと」と定義されます。危険(リスク)とは、「危害の発生確率とひどさの組み合わせ」と考えられます。稀であってもひとたび発生した場合に重大な結果を招来する危害を撲滅できない以上、麻酔は本質的に「危険」なものと認識しています。どこまでの「危険」を許容するかは、人生観・価値観によって様々です。「安心」という主観的判断を提供できるかどうかはわかりませんが、患者さんの人生観・価値観を可能な限り共有するよう務め、施行予定の麻酔の利便性と危険性をご理解いただくよう心がけています。
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