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病院のご案内 病院長挨拶

-市民にやさしく信頼される急性期病院をめざして-

 皆さま、こんにちは。2020(令和2)年7月1日付で済生会松阪総合病院の病院長に就任しました清水敦哉と申します。私は2001(平成13)年7月1日に当院内科医として赴任いたしました。当時の病院長である藤森健而先生、そして前病院長の諸岡芳人先生の偉大な先生の後継ということで相当な重圧を感じております。済生会は明治天皇が医療によって生活困窮者を救済しようと1911(明治44)年に設立し、三重県ではこの松阪の地に1937(昭和12)年に開院しました。その歴史、伝統を考えますと身の引き締まる思いであります。

 さて、当院は地域の中核病院としまして、救急医療から各種がん診療、脳神経、循環器疾患や生活習慣病など総合病院として幅広く診療を行っています。特に消化器、脊椎、脳卒中、脳・脊髄血管カテーテル治療、腹腔鏡手術・ヘルニア、乳腺および腎臓・透析部門におきましてはそれぞれセンターとして力を入れています。また、ART・生殖医療センターとみえPETがん診断センター健診センターあさひは多くの方にご利用いただいています。

 高齢化とともに当院受診される多くの患者さんは複数の病気をもたれています。そのため一つの専門科だけでは効果的に治療ができないこともあります。当院では以前からチーム医療を推進してきました。入院患者さんの多くは栄養状態に問題があり、2002年に栄養サポートチームという多職種(医師、看護師、薬剤師、栄養士、検査技師、理学療法士など)からなるチームを結成し、栄養不良の患者さんの対応をおこなってきました。現在ではそのほかに褥瘡、嚥下、緩和ケア、認知症ケア、排尿ケア、糖尿病、呼吸器ケアなどたくさんのチームが存在し患者さんを第一にした全人的医療に努めています。

 フローレンス・ナイチンゲールの『病院覚え書』にもありますが、病院は安心、安全な治療を提供しなければなりません。そのために感染対策や医療安全にも注力し、職員教育も重要と考えています。また、当院は院内保育所「たんぽぽ」の併設など職場環境を整え三重県の「女性が働きやすい医療機関」の認証を受けました。患者さんにこころのこもった医療を提供するためには働きやすい職場環境が大切であると考えています。

 今まさに社会情勢は大きく変化しつつあります。病院の医療体制も日々変化しています。私たちはその変化に遅れず対応し、常に最上の医療を提供できるように努めたいと考えています。そして、当院は老朽化の問題もあります。新病院建築へ向けて準備中ではありますが、今はご不便をおかけすることもあるかと思います。ご理解のほどよろしくお願い致します。皆さまからのご意見をうかがいながら『市民にやさしく信頼される急性期病院』としてよりよい病院にしていきたいと思います。今後とも何卒、よろしくお願い申しあげます。

病院長 清水 敦哉





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