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専門外来のご案内 脳・脊髄血管カテーテル治療センター

脳・脊髄血管カテーテル治療センターについて

はじめに



Siemens社製
バイプレーンフラットパネル血管撮影装置
Artis zee BA Twinを使用

 当院では、2012年5月にバイプレーン・フラットパネル血管撮影装置を更新以後、脳および頭頚部、脊髄血管カテーテル治療に注力してまいりました。
 2019年からは脳神経外科内に、脳・脊髄血管カテーテル治療センターを開設いたしました。


対象疾患


≪頭頚部主幹動脈狭窄・閉塞≫
≪動脈瘤≫
≪動静脈瘻・奇形≫
≪静脈疾患≫
≪腫瘍≫

治療法

脳動脈瘤

プラチナコイルで動脈瘤を塞栓します。コイル塞栓補助用ステントを併用することもあります。

   
左内頚動脈瘤の治療前三次元血管造影 ステント併用でのコイル塞栓術6か月後 イメージ

頸動脈狭窄症

ステントを留置して血管を拡張します。

左頚部内頚動脈高度狭窄症(左:治療前、中:治療前の三次元血管造影、右:治療後)

脳梗塞急性期

専用の血栓除去・回収器具で閉塞した血管を再開通させます。

血栓吸引回収用カテーテルやステント型血栓回収器具を用いて閉塞血管を再開通させます。

脳動静脈奇形

液体塞栓物質やプラチナコイルで塞栓します。

左:出血発症の右前頭葉動静脈奇形
中:液体塞栓物質(Onyx)での3回の塞栓
右:塞栓術後・摘出後

脳動脈狭窄症

バルーンカテーテルで血管を拡張させたり、ステントを留置して血管を拡張させます。

左:症候性右中大脳動脈狭窄症
中上:術前の三次元血管造影
中下:バルーンカテーテルによる血管拡張
右:術後血管造影

硬膜動静脈瘻

動脈側から、あるいは静脈側からプラチナコイルや液体塞栓物質で塞栓します。

   
右海綿静脈洞部硬膜動静脈瘻(治療前) 経動脈的・経静脈的塞栓術後

鎖骨下・椎骨動脈狭窄症

ステントを留置して血管を拡張します。

左鎖骨下動脈狭窄症
(治療前)
バルーン拡張型
ステント留置
左鎖骨下動脈狭窄
(治療後)

脊髄動静脈瘻

樹脂粒子やプラチナコイル、液体塞栓物質で塞栓します。

頭頚・顔面血管腫

無水エタノールを局所注入して治療します。

頭頚部腫瘍

腫瘍摘出術前に、腫瘍を栄養する血管を樹脂粒子などで塞栓し、切開術の際の出血量を減少させます。

脳・脊髄血管カテーテル治療センターの診察について

診察日

外来診療担当表をご覧ください。
 (休診の場合がありますので、事前にお問い合わせ下さい。)

紹介状の有無について

 既に診断がついていて、脳血管内治療に関してのご相談窓口ですので、紹介状と検査結果画像をご持参ください。
 (出来る限り、ご本人だけではなく、ご家族とご一緒に受診してください。)

脳ドック

 健診としての脳検査をご希望の方は、当院併設の『健診センターあさひ』の『脳ドック』をご利用ください。





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