病院のご案内 チーム医療/褥瘡対策
活動の目的
褥瘡発生を予防し、質の高い褥瘡治療・ケアを提供する。
活動内容
院内の褥瘡対策を討議・検討し、効率的なチーム活動の推進を図っています。
- 看護師、新人看護師の褥瘡に対するスタッフ教育のための研修会の企画・開催
- 褥瘡、MDRPU、スキンケアの発生予防、悪化予防
- 新規褥瘡発生時、ケースカンファレンス施行
- 新規褥瘡発生後の取り組み結果を定期的に評価
- 体圧分散寝具の整備
- 褥瘡に関するデータ管理・分析
- 褥瘡回診にて褥瘡評価・ケア検討
褥瘡回診(毎週木曜日)
- 危険因子の評価を行い、予防やケア方法についての計画を立案
- 体位変換の方法、ポジショニングについての計画を立案し指導
- 褥瘡評価を行い、適切な外用薬・創傷被覆材の選択とその効果を評価
- 体圧分散寝具の把握と整備を行い、褥瘡の発生予防の対応
- 褥瘡治癒後の再発予防の検討や在宅医療機関等との連携
チーム構成
褥瘡委員長 |
皮膚科欠田部長 |
看護部褥瘡委員長
(皮膚排泄ケア認定看護師) |
祖父江亜紀子 |
皮膚排泄ケア認定看護師 |
速水晴香 |
研修医 |
2名 |
看護師 |
18名 |
薬剤師 |
2名 |
理学療法士 |
2名 |
事務医員 |
1名 |
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実績
褥瘡予防・褥瘡治療・ケアに対するスキルアップを図ることを目的に活動しています。褥瘡回診では各部署をラウンドし、患者さん一人一人の創の程度から処置方法の選択、ケア方法の指導、ポジショニング指導をしています。創は局所治療だけでは治りません。そのため、NSTや嚥下委員会、呼吸器チームとも連携し「新規褥瘡は治癒させよう。持ち込み褥瘡は少しでも改善させよう」をモットーにチーム医療で取り組んでいます。
また、褥瘡を予防するためには地域連携が欠かせないため、訪問看護ステーションや他施設への褥瘡治療・予防に関する情報提供を積極的に行っています。
褥瘡委員は、全職員が褥瘡対策に対して興味をもってもらえるような体験型研修や全員参加型の研修を企画運営しています。