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各科部門紹介 内科/消化器

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消化器病センター

 当院の消化器病センターは親切・丁寧・的確をモットーにスタッフ一同、みなさまを優しくお迎えしています。
 当センターでは内視鏡を中心とした診断、治療を行っています。多くは胃カメラや大腸カメラです。しかし、そのカメラの検査の前には不安がつきものです。そこで、
親切・・・・みなさまの不安や苦痛をなるべく少なくできるようにします。
丁寧・・・・検査結果や治療についてできるかぎりわかりやすくお話します。
的確・・・・安全で確実な検査や治療を受けていただけるようにします。
 検査をお待ちいただくところは明るく、清潔そして音楽などで少しでもリラックスしていただく環境を目指しています。

担当医師

 当センターでは10年以上のベテラン医師やがんセンターで研修を行った医師など臨床経験豊かな医師が多く勤務しています。知識、技術の向上と若手医師の育成のために日夜努力しています。学会での発表やがんセンターや大学との交流も盛んに行っています。

使用機器

 癌などの病気の早期診断には内視鏡装置など機器の刷新も重要です。当センターでは最新鋭の内視鏡機器を使って鮮明な画像を撮影し微細な病巣も確実に診断できるようにしています。現在、多くの内視鏡装置はハイビジョン対応であり、さらに特殊な光(NBI 注1)や拡大観察を用いて数ミリの癌も診断可能となっています。一方でなるべく楽に検査が受けられることも大事です。基本的に胃カメラはお口から挿入しています。どうしても通常の胃カメラが苦痛で受けたくないと思われる方には鼻から挿入する経鼻内視鏡もお勧めです。

最新技術

 癌に対する内視鏡治療は目覚しい進歩があります。以前は外科的手術が必要であった早期の胃癌や大腸癌も内視鏡で治療できるようになりました。胃や大腸の表面(粘膜)に存在する癌の場合はその粘膜を剥離する治療(ESD 注2)を行っています。胃や腸を切らずに治療しますので術後の日常生活を快適に送ることが可能です。
 膵癌はたいへん予後が悪い癌です。早期発見が最も大切ですが、通常の超音波検査(エコー)やCTなどでは発見できないこともあります。そこで最近よく行われるようになったのが、カメラの先端に超音波の装置がついた超音波内視鏡検査です。小さな膵癌を発見することが可能であり、必要があれば細胞を採取して(EUS-FNA 注3)診断することもできます。

幅広い治療

 当センターの特徴は消化器系すべての領域(食道、胃、小腸、大腸、肝臓、胆嚢、胆管、膵臓)に対応できることです。消化管の癌やポリープ、狭窄、食道および胃の静脈瘤、胆石や膵石、胆管癌や膵癌による胆管閉塞、胆嚢炎、肝臓がん、肝膿瘍などに対する治療や胃瘻造設など幅広い治療を行っています。

最後に

 当センターでは安全、確実な診断治療はもとより、患者さんの立場にたった医療が提供できるように努めています。どんなことでもお気軽にお申し付けください。

注1) NBI:狭帯域光観察
注2) ESD:内視鏡的粘膜下層剥離術
注3) EUS-FNA:超音波内視鏡下穿刺吸引法




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