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各科部門紹介 脳神経外科

特色

 昭和63年4月の発足以来、開設25年を迎えました。
 現在、脳神経外科医師は6名在籍し、日本脳神経外科学会専門医6名、日本脳卒中学会専門医3名、・日本脊髄外科学会指導医1名、認定医1名、日本脳神経血管内治療学会指導医1名、専門医1名、日本神経内視鏡学会技術認定医1名、日本頭痛学会専門医1名を含み、日本脳神経外科専門医訓練施設、日本脳卒中学会認定研修教育病院に認定されています。

 対象疾患は、脳神経外科全般(脳血管障害、脳腫瘍、頭部外傷、脊椎脊髄疾患)が中心ですが、機能的疾患(顔面けいれん・三叉神経痛など)、正常圧水頭症や末梢神経障害の手術なども行っています。
 くも膜下出血や脳出血、頭部外傷の緊急手術はもとより、近年脳虚血性疾患の予防的手術(頚動脈内膜剥離術・バイパス術やステント留置術などの血管内手術)や脊椎脊髄疾患の手術症例数も増加しています。
 平成24年4月からは脳血管内治療指導医1名が常勤医として赴任、血管撮影装置も更新して随時血管内治療ができる体制をとると共に、6月からは神経内科と協力して脳卒中ケアユニット(SCU)を開設し、24時間365日体制で脳卒中の診療にあたっています。
 脳動脈瘤治療は一般的には開頭・クリッピング術ですが、コイルによる血管内手術も行っています。
 脳梗塞超急性期に対するt-PA治療や機械的血栓除去術なども適応に応じて行っています。
 脳腫瘍は、髄膜腫・下垂体線腫などの良性腫瘍の手術が治療の中心で、下垂体腫瘍に対しては内視鏡下手術を行っています。また、悪性脳腫瘍に対しては術中ナビゲーションや術中蛍光診断法を用いた手術を行い、化学療法や放射線療法を追加して治療にあたっています。
 また、平成30年6月より正常圧水頭症外来を専門外来として開設し、正常圧水頭症に対する詳細な評価や治療を積極的に行っています。

診療内容

  1. 脳血管障害:くも膜下出血、脳出血、脳梗塞などの脳卒中や一過性脳虚血発作
  2. 脳腫瘍:髄膜腫、聴神経鞘腫、下垂体腫瘍などの良性腫瘍や悪性脳腫瘍
  3. 脊椎脊髄疾患:頚椎症、頚椎椎間板ヘルニア、腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、後縦靭帯骨化症、脊髄空洞症、脊髄腫瘍など
  4. 機能的脳疾患:顔面痙攣、三叉神経痛
  5. 正常圧水頭症:特に特発性正常圧水頭症の診断、治療
  6. 脳ドック:無症候性脳血管障害(未破裂脳動脈瘤、頚動脈狭窄症など)が診断されることが多く、これらの症例に対してもエビデンスに基づいた診療、治療、脳卒中予防を積極的に行っています。

NCDへの参加

一般社団法人National Clinical Database(NCD)の手術・治療情報データベース事業に参加しています。この事業は、日本全国の手術・治療情報を登録し、集計・分析することで医療の質の向上に役立て、患者さんに最善の医療を提供することを目指すプロジェクトです。本事業の趣旨にご理解をいただきますようお願いいたします。




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