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各科部門紹介 乳腺外科

特色

乳がんは現在、日本人女性が最もかかりやすいがんです。年々罹患者数は増加しており、2016年には9万人の日本人女性が乳がんにかかると予測され、生涯で乳がんを患う可能性がある女性は11人に1人と試算されています。(国立がん研究センター「がん情報サービス」がん統計より)

ただし、早期に発見し、適切な治療が行われれば、良好な経過が期待できる病気です。乳房というデリケートな部位の病気を相談していただきやすいよう、女性スタッフが中心となって診療を行っています。

診療内容

乳がんを中心に、乳腺に関連した様々な病気の診断と治療を行っています。

検査

マンモグラフィ・超音波検査を中心に、必要に応じて細胞診・組織診を行います。以前は、診断が難しい病気に対しては切除生検(手術)が必要となることもありましたが、当科では超音波ガイド下吸引式組織生検を導入し、手術が必要かどうか判断する検査が出来るだけ身体への負担が小さなものとなるよう心がけています。

治療

乳がんの治療は、病気の状態に応じて、手術・薬物療法・放射線治療を組み合わせて行います。患者さん一人ひとりの病気の状態をきちんと判断し、適切な治療を患者さんと相談しながら行っていきます。

手術

病期の範囲は画像診断で評価し、乳房をどうするか(全摘・部分切除)、わきのリンパ節をどうするか(センチネルリンパ節が可能か、腋窩郭清が必要か)を患者さん自身の希望もお聞きしながら手術の方法を決定します。部分切除を行う場合には残る乳房の形がきれいになるよう配慮して手術を行います(全摘後の再建術は施設認定が必要であり、現在準備を進めています)。

薬物療法

化学療法(抗がん剤治療)・内分泌療法(ホルモン剤治療)・抗分子標的治療薬での治療があります。乳がんの治療では比較的早期であっても病気の性質によって化学療法を行う必要がある場合もあります。また、手術療法の前に化学療法を行い、病気の縮小を図ることもあります。(術前化学療法)

放射線治療

手術方法や病気の状態に応じて放射線治療が必要となることがあります。




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