この検査が必要な患者さんは、不妊の原因を確認したいと希望されている以下の方々です。
この検査は、5~7日程度の入院が必要になります。お腹の中にガスを送り込み(気腹)お腹を膨らませたり、腹壁つり上げ装置を用いて視野の確保をしてからおこないます。半身麻酔下、全身麻酔下で臍部に切開をくわえ、φ3~5mmの管をさし、スコープを入れ、お腹の中を観察します。さらに他に1-2ヶ所φ3~5mmの管をさしこみ詳しく観察します。この際、異常がある場合でも腹腔鏡下に処置ができる場合には腹腔鏡下手術に移行します(癒着剥離術,子宮内膜症病変焼灼術,卵管開口術,卵巣のう腫・子宮筋腫核出術など)。
>>>腹腔鏡手術のようす
腹腔鏡検査を受けるまでと同様の治療を続けます。
a. | 腹腔鏡検査に引き続き腹腔鏡下手術をおこない、その後治療を続けるあるいは、自然経過の中で妊娠の成立を待ちます。 | |
b. | 腹腔鏡下手術ができない場合 | |
ア. | 後日(希望によっては腹腔鏡検査に引き続き)開腹して、形成手術をおこない、不妊治療を継続する。あるいは自然経過の中で妊娠の成立を待ちます。 | |
イ. | 体外受精を行う。 |
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