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各科部門紹介 産婦人科


済生会松阪総合病院では出生前検査(NIPT)を実施しています。

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特色

 済生会病院産婦人科は、医師が各専門領域に役割分担をしチームで診療にあたっております。治療方針については、入院の診療計画(クリニカルパス)を明示して治療の経過、予定が十分にご理解いただけるよう患者さまにやさしい医療を心がけています。
 2005年5月より不妊治療は、ART生殖医療センターに移転し、各領域での診療の充実をめざしています。
 各領域の診療内容、診療実績につきましては下記に概略しましたのでご参照ください。

診療内容

1) 産科、周産期領域

 正常分娩はもちろん、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病、合併症妊娠などのハイリスク分娩を担っています。
 また妊娠出産は緊急対応が必要になることもあります。産婦人科医が常駐しており緊急時に対応することができます。当院で対応困難な症例は近隣の周産期母子センターと連携をとり、対応させていただいています。

 外来では通常の妊婦健診に加えて、20週、30週ごろにエコーで胎児スクリーニングをおこなっています。
 安全安心なお産を考え、助産師、看護師による母親教室(中期、後期)、産後2週間・1ヶ月健診を実施しています。また毎週水曜日の午後におっぱい外来もおこなっており授乳相談をすることができます。

 分娩室(LDR)は陣痛(Labor)から分娩(Delivery)、産後の回復(Recovery)まで過ごすことができるお部屋として使用しており、2部屋のLDRを設置しています。また陣痛室もあります。
 経腟分娩時はご主人さんだけではなく、身近な成人のご家族にも立ち会っていただくことができます。(感染対策の関係上、決まりがありますので詳しくはスタッフにお問い合わせください。)
 帝王切開の手術時にはご主人さんに手術室に入っていただき立ち会っていただけるようにしていましたが、コロナ禍で中止となっておりました。今後再開できるように調整しています。

 新生児室、授乳室も十分なスペースをとっています。当院では基本的には新生児室で赤ちゃんをお預かりしています。産後の母体の十分な休息をとることが可能です。授乳時には授乳室まで来ていただき赤ちゃんのお世話をしていただいています。
 産後は一般の病院食ではなく、産後お祝い食をご用意しております。

   

2) NICU(新生児集中治療室)

 2018年にNICUを開設しました。当院ではNICUを3床設置しています。
 NICU担当のスタッフが常駐し赤ちゃんのケアにあたらせていただいています。

 早産や出産後の呼吸障害など、サポートが必要なお子さんが出生した場合も当院で速やかに治療を開始することができ、安心して出産に臨んでいただくことができます。

 2018年の開設以降、これまで早産、低出生体重児、正期産でも呼吸障害や心疾患のある赤ちゃんなど様々な赤ちゃんが当院NICUでのサポートを経て退院しています。退院後必要なお子さんは発達や成長をサポートしていただける医療機関への紹介もおこなっています。

 NICUに入られたお子さんのご両親が安心して過ごせるように、日々の治療経過をご両親と共有しながら、退院後もスムーズに育児がおこなえるように、NICU入院中からも積極的にご両親に育児に関わっていただいています。

3) 婦人科領域

 子宮、卵巣の良性腫瘍、子宮外妊娠などの手術は、患者様の負担が少なくなるように腹腔鏡手術やロボット手術(お腹に小さな穴を開けカメラを使ってお腹の中の様子をモニターで見ながら手術をします)を取り入れ積極的におこなっています。お腹に大きな傷がないため術後の痛みが少なく、回復も早いため早期に退院、社会復帰が可能です。

 悪性腫瘍では患者様ご本人に病名を告知し、病状や治療方針について十分に説明させていただくことを原則としています。悪性腫瘍に対する手術療法は症例によっては当院で実施する場合もありますが、患者様の状態と相談し近隣の専門施設に紹介させていただく場合もあります。
 また当院では化学療法の実施もおこなっています。

4) 女性医学領域

 性器脱(子宮脱、腟脱)の腟式手術も積極的におこなっています。
 また更年期症状に対して、漢方薬の処方やホルモン補充療法、骨粗鬆症の検査などもおこなっています。
 月経困難症や月経不順についてもホルモン療法など様々な治療選択肢がありますのでお気軽にご相談ください。

5) ART生殖医療領域(不妊治療)

 →ART生殖医療センターのページへ


分娩に関する費用について

当院の分娩費用は以下の通りとなっています。

●経腟分娩(6日間の入院)の場合

約600,000円~610,000円(自費診療の場合)
(出産一時金50万円を利用した場合は約100,000円~110,000円となります。)

●帝王切開(9日間の入院)の場合

約510,000円(保険適用(3割)の場合)
(出産一時金50万円を利用した場合は約10,000円となります。)

※限度額適用認定証を提示すると、負担金額が変わることがあります。
※新生児の入院費用が別途 約90,000円必要となります。

●時間外・深夜・休日等の分娩について

平日の時間外や深夜、休日の分娩(出生時間)は上記の分娩費用以外に下記の料金が必要となります。
・時間外(平日の18時~22時、6時~8時)・土曜日(6時~22時):プラス30,000円
・深夜(全日の22時~6時)・休日(日、祝日の6時~22時):プラス40,000円

※分娩方法(経腟分娩・帝王切開)については、医師の判断になります。
※部屋代は1日1,500円~8,000円が別途必要となります。
※診療内容や入院日数によって金額は変動いたします。

妊娠中・妊娠後の方への教室など

●助産外来

 安心して楽しい妊娠期間を過ごして頂ける様、日々の生活の様子を聞かせてください。そして、満足いただける素敵なお産になるよう、一緒にがんばりましょう。
 お腹のエコーで赤ちゃんが手足をパタパタ動かしたり、大きなあくびをしたり、指を吸ったり、いろんな様子をゆっくりご家族と一緒にみていただくことができます。


日   時
毎週火曜日・木曜日 14:00~16:00
対   象
正常な妊娠経過をたどる妊娠24週以降の妊婦
主治医の許可がある妊婦
担   当
助産師
開催場所
産婦人科外来
料   金
妊婦無料受診券使用または再診料
お問合せ・ご予約
産婦人科外来までお電話ください

●おっぱい外来

 赤ちゃんが生まれたら愛情いっぱいのママのおっぱいをあげたいですよね。それには妊娠中からおっぱいの手入れが大切になってきます。
おっぱいの形は人それぞれ。みなさんに合った手入れの方法を一緒に考えます。是非、お家でもやってみてください。
また、産後のご相談も受け付けています。おっぱいのトラブルやおっぱいの卒業(卒乳)など、いろいろな場面で助産師がお手伝いさせていただきます。


日   時
毎週水曜日 15:00~16:30(13:45~15:00は1ヶ月検診に対応)
対   象
妊娠期(妊娠16週~)から授乳期の母親
担   当
助産師
開催場所
産婦人科外来または2病棟6階(産婦人科病棟)
料   金
1回 1,000円(税別)
お問合せ・ご予約
産婦人科外来までお電話ください

●母親教室

 中期母親教室では主におっぱいの手当、乳房マッサージを行います。お産後、母乳で悩まないために妊娠中からケアしましょう。
また、管理栄養士からは妊娠中の具体的な食事やその注意点をお教えいたします。
 後期母親教室では主に呼吸法、リラックス法を行います。お産の時は緊張を和らげリラックスして過ごしましょう。


日   時
中期 毎月第3火曜日 10:00~12:00
後期 毎月第4火曜日 10:00~12:00、帝王切開予定の方は14:00~
対   象
妊娠16週以降の妊婦
担   当
助産師
開催場所
2病棟7階 講堂Ⅰ
料   金
無料
定   員
20名
お問合せ・ご予約
産婦人科外来までお電話ください
※お越しいただく際は、母子手帳をご持参ください。




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