社会福祉法人 恩賜財団 済生会松阪総合病院
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ART生殖医療センター
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診療内容

当センターでは、ご夫婦で来院いただき、一般不妊スクリーニング検査および不育症検査を行います。検査結果に加え、年齢、不妊期間、治療歴、ご希望、保険診療の適用範囲を総合的に評価し、医学的根拠に基づいた最適な治療方針をご提案します。治療経過やご希望に応じて、タイミング法、人工授精、体外受精・胚移植、着床前遺伝学的検査など、生殖補助医療への段階的なステップアップも検討します。また、不育症の方には、免疫療法や抗凝固療法(低用量アスピリン、ヘパリン)を適宜考慮します。一般不妊スクリーニングでは、子宮卵管造影検査(造影剤アレルギーの方には子宮鏡下色素通水検査)による卵管通過性・子宮形状の評価、超音波検査およびホルモン検査による排卵・卵巣機能の確認、子宮鏡検査による着床環境の評価を行います。不育症検査では、流産・死産を2回以上繰り返す方を対象に、自己抗体、血液凝固因子、着床関連免疫検査などを実施します。

特色

当センターは、検査から治療、妊娠初期管理までを一貫して行う高度生殖医療施設です。一般不妊治療に加え、体外受精・顕微授精、胚培養・凍結保存、PGT-A/SRまで幅広く対応し、男性不妊に対するMESA、TESE/MD-TESE、不育症に対する低用量アスピリン・ヘパリン療法、遺伝カウンセリングも実施しています。2024年の体外受精胚移植における臨床妊娠率は45%と、全国平均を上回る成績を示しています。腹腔鏡下手術・子宮鏡下手術との連携により、自然妊娠の可能性向上や胚移植環境の最適化を図っています。平日は8時30分から診療を開始し、週3日は18時まで診療を行うなど、就労中の方や遠方からの通院にも配慮した体制を整えています。生殖医療専門医、胚培養士、臨床遺伝専門医、看護師、メディカルアシスタントが連携し、最新設備と精密な培養環境のもと、難症例にも対応できる個別化医療を提供し、丁寧な説明を通じてカップルに寄り添った診療を行っています。


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