社会福祉法人 恩賜財団 済生会松阪総合病院
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ART生殖医療センター

アシステッドハッチング(孵化補助術)

アシステッドハッチング(AHA)とは、卵子や受精卵(胚)を包む透明帯を人工的に切開したり薄くしたりして、胚盤胞がスムーズに透明帯から飛び出せるようにサポートする治療技術です。
2022年4月から不妊治療の保険適用が拡大されたことに伴い、アシステッドハッチングも保険適用の対象となりました。現在、国内の多くの医療機関で実施されています。

アシステッドハッチングの目的

アシステッドハッチングの主な目的は、受精卵の着床率と妊娠率を高めることです。
透明帯に小さな穴を開けたり一部を薄くしたりすることで、胚盤胞がよりスムーズに孵化(ハッチング)できるようになり、子宮内での着床が起こりやすくなります。
胚の孵化を妨げる主な要因は、透明帯の厚さや硬さであり、加齢や胚の凍結が影響することがあります。透明帯が硬すぎたり厚すぎたりすると、胚盤胞が孵化できず、着床や妊娠が難しくなる場合があります。

当院では、現在主流であるレーザーアシステッドハッチングを行っています。
赤外線レーザーを透明帯に照射することで、透明帯を薄くしたり穴を開けたりします。レーザーが照射されるのは透明帯のみで、胚自体への負担は最小限に抑えられます。
モニター上にレーザー照射ポイントを表示し、胚培養士が正確に照射することで、安全かつ確実なアシステッドハッチングを行っています。


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